シュノーケリングをしながら海(川)中を浮遊していると、陸上では見ることのできない美しい光景や生物にしばし言葉を失うことがあります。その光景を誰かに伝えたくなったり、自分の思い出として振り返ったりするにはカメラを持参するしかありません。でもシュノーケリングしながらの写真撮影は結構めんどくさいです。
息の続く限り泳いで潜って撮影して・・・ととても忙しくなり、素直にシュノーケリングを楽しめなくなるのです。
かといって水中で浮遊しながら撮るには限界があります。
レンズと被写体の間に水のフィルターが入るため、遠くなれば遠くなるほどピンぼけ。
フラッシュの光も届きません。おまけに被写体が動くという三重苦です。
「いーや。それでもやっぱり記録を残したい!」というあなたのために
プロの技が詰まったオススメのサイトや本を紹介します。
水中写真の撮り方を語れるほど腕はなく・・・スイマセン。
でもこれらを参考に、日々邁進しております。お互いがんばりましょう。
水中写真撮影ののテクニックが書かれた書籍
フィッシュウオッチング500―魚別撮影ガイド付き★★★★★
水中造形センター
珊瑚礁の海で会える魚を中心に種類別・写真付きで500種の生物が掲載されています。魚の特徴・生息地などを詳しく解説すると同時に、水中写真を撮る時のコツや魚への寄り方は魚別に解説!シュノーケリングで魚を見ることが好きで、水中写真は撮らない・・・というあなたにも、写真で記録して楽しむ派にもどちらにも楽しめます。
日本の海だけでなく、海外の海に生息している魚も掲載されているので、撮った写真や記憶を元に、後で魚のことを調べてみるのも面白いですし、英語名も載っているため、海外でガイドなどに英語の名前で言われても「ああ、○○のことか」と理解もできる。
写真も綺麗なので、子供が見ても図鑑感覚で楽しい。
「海の生き物ウオッチング500―生き物別撮影ガイド付き」と両方揃えたい♪
海の生き物ウオッチング500―生き物別撮影ガイド付き★★★★★
水中造形センター
ウミウシ・エビ・カニ・イカ・タコ・カサゴ・イソギンチャクなど、水中で見られる魚以外の生き物500種類を高精度の写真とともに特徴、生息地などを詳しく解説しています。また、それらの生き物たちを水中写真に撮る時のコツ、テクニックも種類別に解説。海への旅行が決まったら、「もしかしてコイツに会えるかも!」と事前予習して行くのも楽しい。
特筆すべきは、ウミウシ、甲殻類(エビ・カニ)、軟体動物(イカ・タコ・貝)、棘皮動物(ウニ・ヒトデ)などの生物だけで1冊が構成されていること。かなりマニアックだが、写真のレベルが高いことと、それぞれの生物の生態が見事に切り取られているので、とても楽しめる。
ダイビングやシュノーケリングをする人だけでなく、海の生物を知るための図鑑として楽しめます。 魚は載っていないので、フィッシュウオッチング500―魚別撮影ガイド付きと併せてそろえることをオススメします。
デジタルカメラによる水中撮影テクニック ★★★☆☆
峯水 亮
水中写真家による著書。水中撮影の基礎知識から始まり、撮影する対象やロケーションなど項目を設けて撮影テクニックを紹介するほか、コンデジからデジタル一眼まで、撮影機材を生かした撮影法を紹介します。ベテランから初心者まで、水中写真のテクニックを学びたい方向けの一冊です。
上手くなる!水中写真 コンデジ・ミニ一眼・デジタル一眼レフで撮る! ★★★☆☆
月刊『マリンフォト』編集部 /水中造形センター
ゼロからわかる基礎シリーズ。初めてのカメラ選びから、水没しないためのセッティング、基本設定や便利機能の使い方、一歩上をいく構図のキメ方などなど、コレを読めばあなたも水中写真が上手くなる。基本から知りたい!というあなたにオススメ。
水中写真の撮り方 解説サイト
また、プロのカメラマンが解説したサイトは写真が綺麗で見ているだけで癒されます。
ただカメラをいじりながら見るには紙媒体の方が見やすいかなぁとは思いますが。
- 海の生き物に出会う、水中写真に挑戦!:webマガジン「マカロニアンモナイト」特集
綺麗な海中写真がいっぱい!大きめの写真と簡単な言葉で構成されてわかりやすい。 - 水中写真を撮ってみよう!:fotonoma 写真撮影テクニック
写真撮影テクニックが満載の富士フイルムのサイト - 水中写真講座:オリンパス
オリンパスのカメラで水中撮影をするためのテクニック。プロに教わる実践講座情報まである。 - 水中写真の撮り方:中野誠志のデジカメ水中写真のテクニック講座
プロカメラマンのカメラテクニック講座。掲載されている写真が綺麗でほれぼれする。