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金門島

厦門の五通埠頭から金門島の水頭港への渡り方

アモイから金門島へのスピードボート
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台湾の金門島へは多くの方が台北や高雄などの台湾各地から国内線で飛ぶと思いますが、
対岸の中国の厦門から船で行くことも可能です。
厦門の五通埠頭から金門島の水頭港へは所要時間はたったの30分ほど。
ただし、国際航路扱いなので、中国の出国手続き、台湾の入国手続きが必要です。
台湾周遊のついでに金門島へ行くのであれば台湾各地からの方がよいかもしれませんが、
船での国境越えや中国の福建省も見たいなーなんて方はこのルートもあり。
 
ちなみに私の場合は、年末年始の観光シーズンで台湾往復の航空券が高かったので、
厦門in高雄outのオープンジョーチケットをANAで出しました。
厦門はどちらかというと観光路線と言うよりビジネス路線なので、
台湾のピークシーズンは直接飛ぶよりチケットが安かったんですよ。
厦門も大好きだし、こういうルートも楽しいので、選択肢として考えて見てください。
 
ただし、台湾の水頭港から出入国する人の大半が中国人と台湾人です。
水頭港の両替所では日本円の現金の両替ができませんのでご留意ください。
 

厦門五通埠頭のカウンター厦門五通埠頭の旧カウンター(2018年12月現在) 2019年にターミナルが新しくなっています。


厦門の街や空港から五通埠頭への行き方

厦門の街や空港から五通埠頭へは、タクシーかバスを利用して行くことになります。
タクシーは行き先を口頭で伝えるか、紙に書いて渡せばOKです。
 
タクシーもそれほど高くないので、荷物が多いとタクシーを使いたくなりますが、
それよりバスの方がもっと安い。たったの1元です。
時間に余裕があるのなら厦門の町並みを見ながら、ゆっくりバスを使ってみては?

 

主な五通客運碼頭行きバス

6路:厦門鉄道駅~五通客運碼頭 運賃 1元

厦門駅の北側(北西側?)にある停留所:火車站(湖東)が始発の路線。
バス停は駅近くの厦門旺輝酒店(ホテル)の前にあります。
停留所が22あり、地元民の乗り降りがそれなりにあるので、1時間弱くらいかかると見るとよいです。

五通客運碼頭→火車站(湖東)の運行時間 6:20~21:30
火車站(湖東)→五通客運碼頭の運行時間 6:00~22:00

厦門バス6番路線の停留所案内図厦門バス6番路線の停留所案内図

空港快線7号線:厦門空港ターミナル~五通客運碼頭 運賃 10元

厦門空港のターミナル3もしくは4のバス停から直行します。停留所は4つだけ。所要20分
五通佰翔酒店→五通客運碼頭→T4ターミナル(空港客運)→T3ターミナル(到着階9番ゲート)
空港から直行する方は、空港の案内所で聞くと早いです。1日8本運行(だいたい1時間おき)

空港出発時間:8:10(土日)、08:30(月~金)、09:30、10:30、11:30、13:00、14:30、15:30、16:30

特運環島旅遊観光バス:旅遊集散中心~五通碼頭~旅遊集散中心

厦門の観光名所を回る周遊バスも近くを通ります。近くを通るだけでターミナルまで入らないので注意。
港から空港に向かう人は停留所が一つなので使ってもいいかも・・・。
観光バスなので、1日有効で60元、1回の運賃が10元かな。
ちなみに五通埠頭バス停で439路線を捕まえられれば、1元で空港の第4ターミナルに行けますが、
この路線は逆ルートはないので、注意が必要です。(往路と復路でルートが異なる。)

チケットの買い方

厦門五通埠頭の待合室(2018年)厦門五通埠頭の旧待合室(2018年)
近年、厦門の五島埠頭から金門島の水頭港へのルートで出入国する人が増えたため、
2019年に五島埠頭のターミナルビルが新しくなりました。
これまで建物の1階でチケットを購入し、ロビーで時間まで待機、出港のちょっと前にロビーからそのまま税関審査へと進めたのですが、新しいターミナルビルでは税関審査等の手続きがビルの2階になりました。
 
現在はだだっ広くて広々した空間になっていますが、今後のさらなる旅客の増加に対応するために港の規模を大きくしたと推測されます。そのうち大型クルーズ船とかも呼び込むんですかねぇ。
中国や台湾の休日がらみになると港もかなり混雑するので、港へは余裕を持って行きたい。
ともかく公式には70分前に港に来るようにと言われています。(これはチケットを持っている前提かもしれない。)

  1. 船会社のカウンターに並んで買う。
    電光掲示板で空席情報を確認して、チケットを購入します。
    土日や中国の休暇(春節、国慶節など)でなければ、当日でも買えると思われますが、朝一などのいい便は当日購入は難しいかも。
    午前便で日本から厦門に行き、当日乗り継ぐ場合は午後の便になるので比較的すいている可能性はある。
    料金は2018年12月当時では、155元/人でした。
  2. 外国人向け旅行代理店で買う。
    中国では外国人向けの旅行手配ができる旅行代理店とできない旅行代理店があります。
    港に多くの旅行代理店がカウンターを設けており、客引きをしていますが、日本人に販売ができるかどうかは不透明です。
    例えば「福建旅行」など、日本語でホームページを持っている代理店に問い合わせると早いはず。
  3. 海峽客運のオンライン予約サイトi海台を利用する。
    旅行代理店に頼むと、送迎など別の営業もぶち込まれるかも知れない。
    そういうのが面倒なら、オンラインサイトで予約する選択肢もあり。
    ただし、中国語で発行されたクレジットカードか中国のアリペイなどの中国のキャッシュレスサービスが使えないと支払いができません。

人民元、ニュー台湾ドルの両替について

近年、キャッシュレス化が進んでいるのもあり、空港などでも両替所が少なくなってきました。
台湾、中国共に日本のクレジットカードでキャッシングできるATMとできないATMがあるので
現金は余裕をもって準備しておきたいところ。
 
金門島の水頭港のターミナルでは日本円の両替ができません。
郵便局のATMはあったけど、私のクレジットカードはどれもはねられてしまいました。
 
人民元は両替が可能なので、当面の台湾での滞在費のために中国側で使い切らずに残しておきたい。
島の中心部に行けば銀行やセブンイレブンなどでキャッシングが可能です。
 
また、台湾はICカード型の電子マネーi passやeasy payカードなどを持っていると便利です。
特にバスはおつりをくれなくなったので、持っていないと旅がしにくい。
島でもバスツアーなどで使いますので、コンビニなどで手に入れてチャージしておきましょう。
(私が行った時は、ツアー代金が、i pass払いだと現金払いに比べて、半額でしたよ!)
台湾ICカード型電子マネーイメージ画像台湾ICカード型電子マネー 左:i passカード、右:悠遊カード