世界で唯一のナツメグ産地として栄えた、地図上では点でしかない小さな島。
こんな辺鄙な島が世界の列強に翻弄され続けたと言う歴史にただ驚きます。
海や火山など自然の生命力の強さにはただ感動します。
バンダ諸島はどんな島?
インドネシア東部、マルク諸島の中心地アンボンの南東のバンダ海に浮かぶ小さな島。
インドネシアは日本の5倍の面積があるため、全国図でも点でしか表せない程小規模。
しかしながら、かつては世界で唯一のナツメグ、丁字の産地であったため、
アラブや中国、アジア諸国との貿易が盛んでした。
お陰でイギリスやオランダに占領され、さらに追い打ちをかけるように日本軍がやってくるなど
インドネシアの激動の歴史の舞台でもあります。
今でも町にはオランダ軍が作った砦や戦いで使った大砲がそのへんに転がっていたりして、
創造力を巡らすのはそう難しいことではありません。
現在の島の多くの人たちは農業(スパイス)や漁業を主な生業としていますが、
島の周りには美しいサンゴ礁が広がっておりダイバーやシュノーケラーの間では有名。
少ないながらもコンスタントに観光客が訪れます。
そして来てしまうとその魅力にはまり、5年後、10年後に再訪する旅行者も少なくありません。
マルク諸島周辺は観光客の数が多くないため、しつこい客引きや観光客価格もなく、
マイペースに旅行できて、とても居心地がよいところです。
インドネシアは日本の5倍の面積があるため、全国図でも点でしか表せない程小規模。
しかしながら、かつては世界で唯一のナツメグ、丁字の産地であったため、
アラブや中国、アジア諸国との貿易が盛んでした。
お陰でイギリスやオランダに占領され、さらに追い打ちをかけるように日本軍がやってくるなど
インドネシアの激動の歴史の舞台でもあります。
今でも町にはオランダ軍が作った砦や戦いで使った大砲がそのへんに転がっていたりして、
創造力を巡らすのはそう難しいことではありません。
現在の島の多くの人たちは農業(スパイス)や漁業を主な生業としていますが、
島の周りには美しいサンゴ礁が広がっておりダイバーやシュノーケラーの間では有名。
少ないながらもコンスタントに観光客が訪れます。
そして来てしまうとその魅力にはまり、5年後、10年後に再訪する旅行者も少なくありません。
マルク諸島周辺は観光客の数が多くないため、しつこい客引きや観光客価格もなく、
マイペースに旅行できて、とても居心地がよいところです。
バンダ諸島の場所と行き方
バンダ諸島は九州地方の真南に位置するため、日本からの距離はそう遠くありません。
インドネシアは国内でも時差がありますが、バンダ諸島があるマルク地方は日本との時差もない。
なのに、残念ながら日本から直行で飛ぶ飛行機はありません。
マルクの州都アンボンの空港ですら外国からの直行便はないので
日本からはインドネシアの首都ジャカルタに一度飛び、ジャカルタからアンボン、
さらにアンボンからバンダと最低2回の乗り継ぎが必要です。
ジャカルタ-アンボン間の時差は2時間。さらにスラウェシ島のマカッサルで途中降機するので、
移動に丸1日かかり、日本を出てからバンダに着くまでは飛行機でも3日ちかくかかります。
ところが往路は3日かかっても、復路は24時間で一気に日本まで戻ることも可能です。
ただし、インドネシアの離島間の交通手段のスケジュールはころころ変わるので、
余裕を持ったスケジューリング、柔軟な対応力が必要です。
旅行期間は最低でも1週間。できれば10日は欲しいところ。
インドネシアは国内でも時差がありますが、バンダ諸島があるマルク地方は日本との時差もない。
なのに、残念ながら日本から直行で飛ぶ飛行機はありません。
マルクの州都アンボンの空港ですら外国からの直行便はないので
日本からはインドネシアの首都ジャカルタに一度飛び、ジャカルタからアンボン、
さらにアンボンからバンダと最低2回の乗り継ぎが必要です。
ジャカルタ-アンボン間の時差は2時間。さらにスラウェシ島のマカッサルで途中降機するので、
移動に丸1日かかり、日本を出てからバンダに着くまでは飛行機でも3日ちかくかかります。
ところが往路は3日かかっても、復路は24時間で一気に日本まで戻ることも可能です。
ただし、インドネシアの離島間の交通手段のスケジュールはころころ変わるので、
余裕を持ったスケジューリング、柔軟な対応力が必要です。
旅行期間は最低でも1週間。できれば10日は欲しいところ。
- 日本からジャカルタへの航空便
日本=ジャカルタ間は直行便、経由便ともに便は多数あります。
バリ島の格安パックツアーはバリから国内線でジャカルタに飛ばしたりするので
ジャカルタ便でもかなり混み合っています。
そういう意味ではJAL、ANAの方がビジネスユースが多くゆったりできるかも。
最近私はもっぱらANAの直行便です。羽田線もありますし。
経由便はシンガポール、マレーシア、台湾など東南アジア各国を経由するのが一般的。
安さで選ぶなら中華航空。快適さで選ぶならシンガポール航空が個人的にオススメ。 - ジャカルタからアンボンへの航空便
ガルーダインドネシア航空、ライオン航空などがありますが、格安会社になればなるほど、
時間が悪かったり、スケジュールが変更されたり、倒産したりのリスクがあります。
やっぱり国内線はガルーダが安心。
日本発着便と合わせて手配するのが理想的ですが、オンライン購入も可能です。
往路はジャカルタ午前発アンボン夕方着。復路はアンボン夕方発ジャカルタ夜着。
ジャカルタから日本を遅いフライトにすればそのまま乗継いで帰れる。
アンボンからバンダ島への行き方
- 海路:スピードボートを使う。
2016年末現在、アンボンのTelefuポートからスピードボートが出ています。
アンボン発バンダ行き:9時出発 15~16時頃着 火・土運行
バンダ発アンボン行き:9時出発 15~16時頃着 水・日運行
2日がかりで往復するイメージです。 - 海路:ペルニ社の客船を使う。
ペルニ社の客船が2週間~3週間のスパンで3~4隻運行している。
各船の正式な運行スケジュールがわかるのは1ヶ月くらい前で、
さらに運航中に数時間単位でずれるので、細かい時間は直前までめどが立たない。
チケットは現地でペルニ社のオフィスか旅行代理店を通して購入する。
運行スケジュールはインターネットで確認可能(英語)。 - 海路:ダイビングボートを使う。
アンボン周辺のダイビングショップがアンボン発でダイビングボートを出している。
船内に宿泊するものから宿泊は島に降りる物などプランは様々。
交渉してチャーターすることも可能という情報もあったが、要確認。(maluku diviersなど。) - 旅行代理店のパックツアーに参加する。
ジャカルタ、バリなどから旅行代理店のパッケージツアーが出ている。
ペルニ船を利用したツアーが多く、現地の滞在期間が2~3日しか取れない。
おまけにグヌンアピ登山などスケジュールもぎっちりなので個人的には薦めません。 - 空路:NBA航空を使う。
数年前まで空路もありましたが、ボートの定期便が出来たため運休中。
代理店に問い合わせてもボートを薦められます。飛行機早くていいのに。