Island trip for snorkeler
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アンボン島

アンボンの食べ物

イカンクアクニン 魚のターメリック煮
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日本の5倍もの国土をもつ巨大な島嶼国家インドネシア。 地域ごとに異なる気候風土、多様な民族がそれぞれ独特の文化を持ち、さらにアラブ、ヨーロッパ、インド、中国などとの諸外国との貿易を通じて各国の食文化ももたらされ混じり合いました。

アンボンの郷土料理は魚や野菜、ココナッツなどを塩、唐辛子、ニンニクなどでシンプルに仕上げてあります。
素材の味を引き出す薄味の料理にも慣れている日本人には合うと思います。
ジャワ島のあまーい料理やバリなどのケチャップマニス多用したこってり系やパダン料理みたいに
エスニックなスパイシー料理をインドネシア料理だと思っている人は驚くと思います。
私も最初は「何これ~。」って思ったので。

海に囲まれているので魚介類をよく食べるのは他のインドネシアの地域と同じですが、
他の地域に比べてキリスト教徒の割合が多いので、犬、蛙、鳩なども食べられている。
食に関する禁忌が少なく、ビールや豚も売っています。
シーフードレストランは大概中華系インドネシア人の経営で、油でジャーッと揚げたり、
炒めてこってりした味付けをしてあって(もちろんビールもあって)、たまに食べると止まりません。

ムスリムの地域に行けば、お隣マカッサルの名物の臓物煮込みのチョトやキキル。
たまにはジャンクフードが食べたい!って思ったらケンタッキーでフライドチキンでしょうか。
ないのは和食ですかねー。まあ、これはジャカルタに帰るまで我慢してください。

アンボンで食べられるオススメ料理

アンボンの領土料理:イカン・クア・クニン、コフ・コフなど

冒頭にどーんと掲載したのがイカン・クア・クニンという魚のターメリック煮込みです。
味つけに使われている調味料は塩のみ。黄色いいろはターメリックです。
ターメリックは熱帯アジア原産の生姜の根茎で、煮魚の生姜と同じ役割を果たします。
黄色く色づける役割意外にも臭み消しの効果もあるのです。
アンボンっ子は郷土料理は家庭で食べるからかアンボン料理を出すワルン(食堂)は少ないですが、
町中にはアンボン料理を出すワルンが何件かあるので、チャレンジしてみてください。

トォゲ・カー・イカン・アシン もやしと干し魚の炒め物 ズーム
トォゲ・カー・イカン・アシン
コフ・コフ kofu-kofu 魚ともやしの和え物
コフ・コフ
カスビ・レブス 茹でキャッサバ マニオク
カスビ・レブス

インドネシア中華シーフード:椰子蟹、マングローブ蟹も♪

タイでもインドネシアでもシーフードレストランというと大抵中華系の経営のこってり系。
油を使ったがっつり料理を食べたくなったらシーフードレストランに行くと楽しめます。
日本では沖縄でしかみかけない高級な椰子蟹もインドネシアでは普通に生息しています。
それをタイのプーパッポンカレーみたいに蟹のカレー炒めで食べられる。
マルクの島では宿のおかあちゃんのシンプルな家庭料理が続くのでアンボンに来るとついこういう店行っちゃう。

サリ・グリ sari gurih

サリ・グリ sari gurihシーフードレストランアンボンJln. Dana Kopra No.14, Ambon, Indonesia
マルク州の州都アンボンにある小さいシーフードレストラン。
カラオケがうるさいのでゆっくり食べてられないとこもありますが、
サービスです。味が美味しいから気にもなりませんでしたが。
空心菜炒めとか南の方の定番中華も勿論食べられます。
サーゴー豆腐とかもシーフードたっぷりで美味しいです。

生麺屋さんがあるからの激うまミーアヤムとミーバッソ

ミーアヤム アンボンのまぜ麺バージョンミーアヤム アンボンのまぜ麺バージョン
ミーアヤム アンボンのまぜ麺バージョン
ミーアヤムまぜ麺バージョン

アンボンに限らず、インドネシア中に散らばる中華系の人たちをみているとつくづく商売人としての才覚を認識せざるを得ない。
雑貨や一つをとってもかゆいところに手が届くサービスといいますか華人の店は常に賑わっています。
アンボンの食べ物やもしかり。シーフード屋のしっかりした味も人々引きつけるのは間違いないけど、ちょっとした麺屋さんでも1日中お客さんが絶えない味を出しています。
例えばこのミーアヤムは油と濃いめの醤油系のタレで食べるまぜ麺タイプ。
太めの縮れ麺との相性がよく、細かく裂いて醤油系の味を付けた鶏肉を混ぜて頂く。鶏のゆで汁はスープとして出てくるところが抜かりない。

ミーゴレン 生麺で作ったもの
ミーゴレン 生麺で作ったもの

ミーゴレンもインスタント麺で作っている物よりやっぱり生麺が美味しいし、ビールやたばこは問屋価格で小売りしてたりして、とにかく華人には脱帽!生麺を作っているお店の横にあるワルンだと生麺のミーゴレンが食べられる場合もある。
(左のミーゴレンの屋台は店主が替わって営業時間も変わってた。)
華人の経営する店はご飯時を外してもお客さんがいるので、「お、きっとここはうまいぞ!」とすぐ見分けられます。

Bakso Tejo

Bakso Tejo ミーバッソ屋さんJl. Pattimura, Uritetu, Sirimau, Kota Ambon
アンボンにある中華系の人が経営する絶品麺屋さん。
店舗名にあるバッソ(つみれ)は肉、魚、揚げ雲呑の3種類。
ミーバッソを頼むとこの三種類をどっかりと乗せてくれます。
アヤムゴレンは醤油系の濃いめのタレで食べるまぜ麺でこれがバカうま。
ミーバッソの麺はインスタント麺を使うので、いっそのこと、
ミーアヤム+バッソを頼むのが最強だと思われる。
アンボンは行く度に美味しいお店が見つかってうれしい。

スラウェシのマカッサル名物の臓物料理。マルクで大流行中~。

スプ・コンロ sup konro マカッサル風牛骨スープ
スプ・コンロ 牛骨スープ
チョト
チョト 牛肉と内臓のスープ
キキル
キキル 牛すね肉のスープ

これらの料理はスラウェシ島のマカッサル周辺の伝統料理です。
伝統的にはハリラヤ・ハジ(巡礼祭、犠牲祭)やイードル・フィトル(ラマダン明けの大祭)の時に作られるものでしたが、現在は、マカッサルをはじめとしたスラウェシ島やマルク州の周辺の島などでもこれらを専門とした食堂で食べることができます。アンボンは特にモスク周辺にこれを提供するお店が多いです。
スパイスを上手に使って煮込んでいるので内蔵の臭みなどは全くなく易しいお味。
魚のうまみに飽きたときにもオススメです。牛骨のうまみがたっぷりですから~。

どーしてもジャンキーな気分だったら

ケンタッキーでフライドチキン。パン屋の甘いパン。コンビニのポテチなどでしのぐ。
最近はカルビーがインドネシアでもがんばっておりますぞ。コンビニに行くとカルビーのポテチがずらりです。
(というか、アンボンにもコンビニができたんですよ。インドネシア系のですが。)
若者が集うおしゃれカフェに行くとポテトフライくらいはおいてある場合もあります。
マックや吉野屋、丸亀製麺はまだマルクに進出してないです。あしからず。