コスメル島南部はダイブスポットが満載。
ダイバーはもちろんのこと、シュノーケリングツアーでも充分楽しめます。
シュノーケリング専用のグラスボトムボートでゆっくりと海中散策です。
コスメル島でシュノーケリング

水深30m以上の深さでも太陽の光が海底まで届き、
海の上から肉眼で確認できるほど。
島と半島を結ぶフェリーの上から海底をのぞき込み、
「びゅーてぃほー」と驚嘆の声を上げる人もいる。
コスメル島の西、ユカタン半島自体が石灰質の土壌をしています。
石灰岩というのは死んだ珊瑚が積み重なってできた岩石。
雨が降ると石灰質の土壌で濾過されクリアになって、海に流れ込みます。
サンゴ砂の海岸が先なのか、陸から石灰質の砂が流れ込むのか、
鶏と卵の様な関係ですが、とにかくどこを見回しても白い砂浜。
コスメル島も言うに及ばず。サンゴ礁島※の様に島全体が真っ白い砂で覆われているのです。
海底を覗いてみるとサンゴがいないところは、とにかく一面真っ白な砂。
そんな島ですから潜らなくてもシュノーケリングだけでも充分楽しめます。
※サンゴ礁島(コーラル・サンド・ケイ):サンゴ砂からできた島
シュノーケルを装着してビーチからすいすいと泳いでいても魚の姿は確認できますが、
クラゲなんぞがいた日には目が当てられない。
だって、透明の海に、真っ白い海底に、鮮やかな太陽光線ですよ。
砂浜に擬態してるかのように、ちっとも見えないんです(でも刺される)。
ビーチでクラゲと格闘しているくらいなら、シュノーケルツアーに出てみたい。
島からボートで数分の場所にダイビングスポットが点在しているため、
グラスボトムボートを使った半日のツアーで2,3カ所を回ってもらえる上、
各ポイントの遊泳時間は1時間近い(疲れたという声も)。
基本的にシュノーケリングギア3点セットレンタルはツアーに含まれますが、
性能が今ひとつなので(角度が悪く水がぼこぼこ入ってくる)
せめてマスクとフィンは借りるとしても、シュノーケルだけは日本から持参したい。
シュノーケリングツアー料金例(2009.12月)
- グラスボトムボート+3カ所でのシュノーケリング 45ドル+海洋公園保護料2ドル
所用約3時間 ガイドが同行し、各ポイントで少しずつ移動しながら泳ぐ。
ソフトドリンク、ビールサービス(3カ所のポイント周回後)
ポイント:ユカブ・リーフ、バランカー・リーフ、コロンビア・リーフ
カメ、エイ、バラクーダ、エンゼルフィッシュなど。
(他のショップのツアーが39ドルだったので、39ドルに値切った。) - グラスボトムボート+2カ所でのシュノーケリング 29ドル+海洋公園保護料2ドル
所用約2時間 シュノーケリングガイド付
ポイント:パラダイス・リーフ、ヴィラブランカ・リーフ
ミネラルウォーター、果物、スナックサービス - 3カ所でのシュノーケリング 39ドル+海洋公園保護料2ドル、50ドル(海洋公園費含む)など
所用約3時間 シュノーケリングガイド付
ポイント:コロンビア・リーフ、パランカー・リーフ、パラダイスリーフ
ミネラルウォーター、果物、スナックサービス
シュノーケルポイントの地図と概要
個人的所感を含んだポイントの概要
- トルメントス Tormentos
輝くような白さが特に際だつ砂地。透明度抜群。
水深15~19メートル 潮の流れは穏やか。
エイ、エンゼルフィッシュ、チョウチョウ・ウオの仲間も多く生息。 - ユカブ・リーフ Yucab reef
水深18m。エンゼルフィッシュなどの魚が多く見られる。
サンゴの根と砂地の際でコスメル固有のトードフィッシュが見られる場合もある。 - パランカー・リーフ Palancer Reef
水深18~24m。5mくらい~リーフエッジが広がり、様々な色のイソバナやカイメンが生息し、- カラフルなスポット。魚も人間に慣れていてそこここにふよふよ泳いでいる。
- コロンビア・リーフ Colombia Reef
町から遠いので3カ所を巡るシュノーケリングツアーでのみ訪れる場合が多い。水深20~25m。
大小様々なケーブやトンネルがあり、海中は鮮やかな群青色。海底をじーーっと見つけているとにょっきりカメが現れたりして感動する。



海中写真初チャレンジ。綺麗に撮れてないのはご愛敬。次回がんばります。