ギリ・アイルの青年
島
に到着するや否や声をかけてきた一人の若者。
彼との偶然の出会いが、ギリ・アイルの滞在を楽しくしてくれた。空き家だった家を貸してくれ、ワルンを紹介してくれ、ボートを手配してくれ・・・とあれこれと世話を焼いてくれるのだが、彼は自分は前に出ず必ず知人や親戚を紹介する。
巡り巡れば島のためになり、彼の利益に繋がりますが、目先の自分の利益に走らない彼の態度に好感を持ったし、距離の取り方が絶妙で心地よかった。
最近まで、ギリ・トラワガンでダイビングガイドをしていたという彼。
今は地元のギリアイルに戻り、島のために働いている。
その英語力で外国人と村人との間に入り、村のみんなのためになるように走り回る。
「この近くにどこかレストランある?」と問えば、真っ暗闇の中、
自転車を降りて、一緒に歩いてビーチ沿いのワルンまで案内してくれる。
「ボート代は、キャプテンに直接支払ってください。」
客引きをしてきたのも料金交渉をしたのも彼なのに。え?君の取り分は?
おまけに彼の家だと言っていた空き家は親戚のおじさんが管理していて、
滞在最終日の朝、一緒に親戚の家に料金を支払いに行った。
そして、ギリからロンボクまでの船代は・・・当然、船頭への支払いで、
最後はロンボク島にすむ彼らの親戚の車で飛行場までお見送り。
ええ、実はボートと車も頼んだんですよ。
だって、定期便は朝早い出発で、時間が中途半端だったから。
船着き場で煩わしい料金交渉をするくらいなら楽しようかと思って・・・。
だからいいんですよ。手数料とってくれても。そのつもりであなたに頼んでいるのよ。
しかも、「ドライバーは英語ができないから」と、
なんとギリアイルから空港まで見送ってくれたのには驚いた。
あれ?一緒に船に乗った。でも、ロンボク着いたら折り返すのかな。
あれ?車にも乗った。
「この辺りモンキーフォレストあるからよってく?」って観光案内まで始めた。
あれれれ?
島にいるときと同じく、ビーチサンダルも履かずに裸足のままロンボクまでやってきた彼。
車から降りると、神妙な顔つきで私の前に立った。
「ギリ・アイルに来てくれてありがとう」
「僕のうちに泊まってくれてありがとう」
「シュノーケリングに出てくれてありがとう」
「またいつか島に遊びに来てください。」
自分の胸に手を当て、たくさんのありがとうという言葉共に
何度もお辞儀を繰り返した。
うわぁ。こういうのをじーーんと来るって言うんだなぁ。
心からのもてなしの言葉にちょっと感動してしまいました。
たまたま浜で声をかけられて家を間借りしたところから始まった島の滞在が、
こんな結末に繋がろうとは・・・。
家に滞在中も、ちょうどこっちに用事ができる頃にふらふらっと顔を見せにくる。
「今日はおばあちゃんが庭の植木に水をやりにくるからね」
たぶん、気になってしょうがないんだろうけど、そういうところは妙にかわいい。
つかず、離れずの距離感がとても心地よかった。
島をくるっと散歩して、時々、ざぶんと海に飛び込む。
そして、海を見渡す藁葺き屋根のワルンでビールをプシュっと開ける。
夜は、村人とバトミントン大会かなぁ。そんなところです。この島の過ごし方って。
シンプルだからこそ、小さな感動に気が付く。そんな場所なのかも。
金でごちゃごちゃもめるのイヤがる辺りも日本人に近いのかもなぁ。
(グラスボトムボートの悪夢再び。寝坊して定期便に乗り遅れた欧米人家族が
またもや私のチャーターした船に便乗してきて、金で一悶着起こした。)
絶対にまた来よう。そう思った数少ない場所の一つ。彼のお陰かもしれません。
今は地元のギリアイルに戻り、島のために働いている。
その英語力で外国人と村人との間に入り、村のみんなのためになるように走り回る。
「この近くにどこかレストランある?」と問えば、真っ暗闇の中、
自転車を降りて、一緒に歩いてビーチ沿いのワルンまで案内してくれる。
「ボート代は、キャプテンに直接支払ってください。」
客引きをしてきたのも料金交渉をしたのも彼なのに。え?君の取り分は?
おまけに彼の家だと言っていた空き家は親戚のおじさんが管理していて、
滞在最終日の朝、一緒に親戚の家に料金を支払いに行った。
そして、ギリからロンボクまでの船代は・・・当然、船頭への支払いで、最後はロンボク島にすむ彼らの親戚の車で飛行場までお見送り。
ええ、実はボートと車も頼んだんですよ。
だって、定期便は朝早い出発で、時間が中途半端だったから。
船着き場で煩わしい料金交渉をするくらいなら楽しようかと思って・・・。
だからいいんですよ。手数料とってくれても。そのつもりであなたに頼んでいるのよ。
しかも、「ドライバーは英語ができないから」と、
なんとギリアイルから空港まで見送ってくれたのには驚いた。
あれ?一緒に船に乗った。でも、ロンボク着いたら折り返すのかな。
あれ?車にも乗った。
「この辺りモンキーフォレストあるからよってく?」って観光案内まで始めた。
あれれれ?
島にいるときと同じく、ビーチサンダルも履かずに裸足のままロンボクまでやってきた彼。
車から降りると、神妙な顔つきで私の前に立った。
「ギリ・アイルに来てくれてありがとう」「僕のうちに泊まってくれてありがとう」
「シュノーケリングに出てくれてありがとう」
「またいつか島に遊びに来てください。」
自分の胸に手を当て、たくさんのありがとうという言葉共に
何度もお辞儀を繰り返した。
うわぁ。こういうのをじーーんと来るって言うんだなぁ。
心からのもてなしの言葉にちょっと感動してしまいました。
たまたま浜で声をかけられて家を間借りしたところから始まった島の滞在が、
こんな結末に繋がろうとは・・・。
家に滞在中も、ちょうどこっちに用事ができる頃にふらふらっと顔を見せにくる。
「今日はおばあちゃんが庭の植木に水をやりにくるからね」
たぶん、気になってしょうがないんだろうけど、そういうところは妙にかわいい。
つかず、離れずの距離感がとても心地よかった。
島をくるっと散歩して、時々、ざぶんと海に飛び込む。
そして、海を見渡す藁葺き屋根のワルンでビールをプシュっと開ける。
夜は、村人とバトミントン大会かなぁ。そんなところです。この島の過ごし方って。
シンプルだからこそ、小さな感動に気が付く。そんな場所なのかも。
金でごちゃごちゃもめるのイヤがる辺りも日本人に近いのかもなぁ。
(グラスボトムボートの悪夢再び。寝坊して定期便に乗り遅れた欧米人家族が
またもや私のチャーターした船に便乗してきて、金で一悶着起こした。)
絶対にまた来よう。そう思った数少ない場所の一つ。彼のお陰かもしれません。


